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  (7/31 9:39) [news] 新オープンの「ラブレス」姉妹店が人気

 カリスマ的セレクトショップ「ラブレス(LOVELESS、東京・南青山)」の姉妹店「カラー・バイ・ナンバーズ(Colour By Numbers)」が7月23日のオープン直後から早くも人気を集めています。連日の大にぎわいで、週末には行列ができるほどです。

 「ラブレス」はインポート主体ですが、「カラー・バイ・ナンバーズ」は国内(ドメスティック)ブランドが中心です。「ドメブラ」を協力に推していこうという、伝説のバイヤー、吉井雄一氏の意欲が感じられます。吉井氏は「ラブレス」のディレクターでもあります。

 リアルクローズ、デイリーウエアを打ち出しています。エッジィな作品を売り物にする「ラブレス」とは、この点でもすみ分けています。主なブランドは「コム・デ・ギャルソン ジュンヤ・ワタナベ マン」や、「ファンデーション・アディクト」「マスターマインド・ジャパン」「グリーン マン」「モスライト」などの東京ブランドです。

 「ラブレス」同様、三陽商会が経営母体となっています。同社のセレクトショップ「エポカ・ザ・ショップ」の代官山店跡地に建てられました。「ラブレス」も「エポカ・ザ・ショップ」跡地に立っていいます。

 三陽商会は「ラブレス」のディフュージョンライン(普及版)を作る気のように見えます。実際、「ラブレス」では、熱心に商品を見てはいるものの、買い物袋を提げずに店を出る人が少なくありません。価格設定の問題で、手が出ない層が相当いるようです。「カラー・バイ・ナンバーズ」ではドメブラ主体にして価格を下げ、新しい顧客層を開拓しようとしているのでしょう。

 「カラー・バイ・ナンバーズ」という店名は英国のロックグループ、カルチャー・クラブの2枚目のアルバムから取られています。このアルバムには大ヒット曲「カーマは気まぐれ」が収められています。「ラブレス」はロックバンド「マイ・ブラッディ・バレンタイン」のアルバム「ラブレス」が店名の由来です。

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