「アート界の人は半歩先に進むのが使命」。世界最高レベルのファッション校として知られる教育機関として有名なアントワープ王立芸術アカデミー（ベルギー）のファッション学科長、リンダ・ロッパ氏が来日し、石川県金沢市で金沢美術工芸大学の学生と交流しました。ファッションの意義に関しては前衛性の重要さを強調。同アカデミーは前衛性を重んじた教育に取り組んでいると語りました。

　ロッパ氏は金沢２１世紀美術館を視察して「ファンタスティック」と評価。金沢の創造的な取り組み、潜在的な創造力を賞賛しました。同美術館は建築学的に優れた設計で知られ、世界中から建築やデザインの関係者が見学に訪れる場所となっています。