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  (4/18) 2005―2006年秋冬・ミラノコレクション解説 「D&G」

 ミニスカートを押しています。ヒョウ柄のビスチェに、ゴールドのミニスカートというちょっと前の「D&G」を思わせる派手めのラインも打ち出しています。

 金ピカのキルティングジャケットにもミニを組み合わせています。デニムにゴールドのペインティングを施したようなパンツも登場。パンツは全体に細身です。

 白のフリルジャケットに赤のチェック柄ミニスカートをセット。デニムと合わせた白ブラウスでは、袖先のフリルが上着の袖先から20センチほどもはみ出しています。襟元にもフリルボウを配しました。膝丈デニムパンツの裾にも白いレースをあしらいました。

 黒の超ショートジャケットはバスト下までしかありません。白のレースブラウスが腹部からのぞいています。ボトムはデニムです。

 ビスチェドレスはバスト部がブラジャー風。袖はパフスリーブで、バスト下はメタリックゴールド。へそ出しどころか、腹出しです。ボトムはベルベットの膝丈パンツです。胸元が大きく開いたミニドレスもありました。

 ベルベットの深紫の立襟ロングマントにはびっくりしました。ちょっとドラキュラ伯爵風。しかもボトムはウオッシュデニムです。ベルベットは様々なアイテムに使っています。モスグリーンのふくらはぎ丈スカートはバスト下まで届くほどのハイウエストで、脚がとても長く見えます。

 ミニ丈のキャミソールドレスは全体がレース。胸にリボンを巻きました。ストラップとストッキングは紫です。紫は今回のフェイバリットカラーだったようです。

 ふんわりした半袖の赤いブラウスは片方の袖が二の腕部分を切り抜いたようになっていて腕が露出しています。袖の代わりに共生地のバラのコサージュがついています。袖は左右で長さがアシンメトリーです。身頃の生地はシースルーです。キャミソールタイプもあります。色は紫やレモンイエロー、白などがありました。いずれもゴールドのデニムとセットアップしました。

 靴はヒョウ柄のローヒールで、足の甲にオレンジのポンポンを付けました。パイソンの真っ赤はハイヒールにも同じ色のポンポンを。ゼブラ柄のウエッジソールや、スタッドでト音記号を描いた黒のレザーショートブーツも気になりました。

 首にピッタリした赤い細帯を巻く演出も見せました。「リアルクローズ」がパリやミラノを染め上げていますが、今回の「D&G」はリアルでいながら、ちょっと「イケイケ」の香りがします。


[関連リンク]
「ドルチェ&ガッバーナ」 (ブランド解説)

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